歴史に定説なし。気になる古典・古事・古人・古文を総まとめ。


001.ちはやふる 神の御代より 呉竹の 世に光ある 甕槌の神 (武甕槌命)
002.とこしへに 治まる御代の しづけさは 香取の神の いさをしぞこれ (経津主命)
003.先師より 伝えられにし 道なれば 萬世経とも 何か朽ちなむ (鬼一法眼)
004.下萌の おもひも今は みちのくの 信夫のうらの あまののしほ火 (牛若丸)
005.項王が あげし鼎は いざしらず この盤石に いかで過ぎめや (岩抛の堪海)
006.よしさらば しるべなくとも みちのくの 信夫の浦は ふみもまよはじ (皆鶴姫)
007.ちはやぶる 神のをしへし 道なれば 千代もな朽ちそ ものゝふのため (飯篠長威斉家直)
008.いにしへも ありとしきけど 身にそへる 病こそげに 苦しかりけれ (諸岡一羽)
009.仁者には 敵なしといへど 武人にも 敵するものゝ なきぞたのしき (塚原卜伝)
010.兵法の 奥義は人と あらそはず 無事をしはかる ものとしるべし (土佐卜伝)
011.常に着る 羽は雁がね ならねども 春の霞に 身をかくすらむ (斎藤伝鬼坊)
012.名にしるき 強の者とぞ なりにける 鵜戸のいはやの ながれくむ身は (中条兵庫助)
013.世の中を のがれて住まん 牛窪や 角つきあひの 浅ましければ (山本勘助晴幸)
014.武芸には 富田の家の 太刀筋を 伝え/\て 世に残れかし (富田五郎左衛門入道勢源)
015.立ちあへば 根岸兎角が 六角の 棒も微塵と なるぞいさまし (岩間小熊)
016.ちはやふる 神のまことを てらすなら むなしくはつる この願ひふみ (土子土呂之助)
017.天が下 われに敵たふ ものあらば 微塵流とぞ なすべかりける (根岸兎角)
018.剣術の 芸にはさすが 富田流 君をぞ護る 枝葉しげりて (富田治部左衛門)
019.音にきく 流れもきよき 長谷川の 水を疋田も おそれあひけり (長谷川宗喜)
020.老いぬれど むかしとったる 杵柄や 小太刀は家の 芸とこそなれ (山崎兵左衛門)
021.折にふれ 時にしたがふ ことはりを そむかぬ道や 誠なるらむ (鐘捲自齋)
022.あま照らす 神のをしえを ます人の 直き心に うけやたもたむ (伊藤一刀斎景久)
023.池水に 潜める龍も ときを得て 雲井にのぼる 折もありける (御子上典膳忠明)
024.よしなしと 人にとがめそ めのまへに 哀れを見つゝ 過ざらめやは (清水上野介妻)
025.たらちねの 親のをしえを つゝしみて 夫の為には 身をもをしまず (奥村助右衛門妻)
026.君がため 数ならぬ身を すつるこそ 弓矢の道の 冥加なりけれ (伊勢三郎義盛)
027.武の道は 天下の人の 上いづみ 敵さへぞなき 神陰の流 (上泉伊勢守)
028.ひたすらに 祈れば神の 利益あり 心の誠 なきひとぞうき (川崎鑰之助)
029.鳥がなく 吾妻に高き 名なればや 東軍流と 人はいふなり (東軍二郎太夫)
030.薩摩がた 伊王が滝の ひびきより なほ世に高き 自源流かな (瀬戸口備前守)
031.武道をば 神の夢想ぞ 権之助 自らゆるす 天下一かな (夢想権之助)
032.政名流と 聞いておそれぬ 者もなし 四夷八蛮の その外までも (宮本武蔵政名)
033.思ひきや 沖の小島に 身を捨てて 名をのちの世に 残すべしとは (佐々木巌流)
034.太刀筋を ならひ浮かめて 戦へば 人のまなこを くらまし流かな (吉岡拳法)
035.梓弓 引きはかへさじ 武士の 苦しきものと 人や見るらん (吉岡又三郎)
036.過ぎたりと 人な思ひそ せんごくに 命をひさぐ ものとおもへば (松林佐馬助)
037.七枚の 盾を透せし 弓矢より かぶとを砕く 順苔打ち見よ (前原筑前)
038.手のうちに 叶はゞ丈を 長くせよ 一寸なれば 一寸の勝ち (林崎甚助重信)
039.身をこらし 心をこめて 学ばずは いかでか道の 奥をしるべき (田宮平兵衛重正)
040.あしびきの 山路に年を へたる身は をろちも鬼も などか恐れん (松井民次郎義仲)
041.忠孝も むなしくなりぬ まがつみや あへなく消ゆる 阿部川の宿 (石井源之丞)
042.稲妻の 光りみじかき 世にしあれば 心のまゝに 我はすぎまし (赤堀水之助)
043.突けば槍 うてば鳶口 ひけば鎌 何につけても のがさざらまじ (宝蔵院覚禅房法印胤栄)
044.似つかずと 人はいふとも 国の恩 報ゆるわざを しらでやはある (権律師禅栄坊胤舜)
045.世の望み 今は足りたり 秘めおける 宝の蔵の 奥を見たれば (穴澤)
046.猪之助が くるひ出でたる いきおひは 夜叉羅刹とも 人や見るらむ (佐分利猪之助重隆)
047.ゆくりなき 道のゆくての 春つばくら とりとりてこそ 名をば鳥山 (鳥山栄庵)
048.わがくにに まだなき物を 得つるこそ うれしかりけれ うれしかりけり (種子島時尭)
049.養由が 術をあざむく 杉の坊 たかき梢の 鳥もものかは (根来寺杉坊)
050.體をきはめ 放つときには 百たびも 中たり外さぬ 鉄炮の徳 (津田監物)
051.目に見ゆる ものをうたでや やみぬべき 渓間はるかに へだちぬるとも (松下五郎三郎)
052.この道に 名をえし人は あまたあれど わがいさをしに こす人やなき (西村丹後守忠次)
053.敵を見て あなどるものは まづほろぶ 制剛流の はじめみよかし (水早長左衛門信正)
054.槍刀 道具なくとも 體をもて 人に勝つこそ 真の勝ちなれ (関口八郎右衛門氏心)
055.馬術とは 名におふ坪の 鞍あぶみ ほかにたぐひは あらじとぞ思ふ (大坪道禅)
056.武士の 道はさまざま なりといへど 義の一字をば 守れ人びと (唐木亦右衛門)
057.千頭を 神へをさむる こころざし 牛若どのに いかで劣らん (金井半兵衛)
058.かゝるとき 死してめぐみに 報ひずは 要なきものと 人や見さげむ (大川友右衛門)
059.神行の 術こそなけれ わが足の はこびにおよぶ 人はあらじな (倉谷三郎兵衛)
060.いにしへの 左慈も及ばじ 桜鯛 (森長意軒)
061.君ゆゑに しづむこの身そ おもほえず 別れんことぞ かねてかなしき (白井権八)
062.世の中に 何か久しき ひとさかり ありて散るこそ 勇みありけれ (宇治常悦)
063.今こそは 深山がくれの 朽木なれ やがて花さく 春にあはなん (鞠ヶ瀬秋夜)
064.川竹の 流れに身をば 沈むとも 恨めることを 我わすれめや (遊女宮城野)
065.たらちねの 親のかたきを ねらふ身は 一夜も千代の ここちこそすれ (鄙処女信夫)
066.久方の 天の磐戸を ひらきたる 神にもまさる わがちから見よ (松前鉞之助)
067.君は船 臣は水なる 荒川の あらき瀬ごとに 立ちて護らん (荒川主水)
068.百萬の 敵も通さじ 不破の関 よしや軒端に 月はもるとも (不破伴左衛門)
069.朝山と 名には負へども 太刀筋は 深き奥まで 極めたりけり (朝山一伝)
070.仁と義と 忠と信とに 身をおけば 世には恐るゝ 劔たになし (梅林一心斎)
071.万物の れい長と 人いふなれば いかで獣の 害を加へむ (𥶡崎熊太郎)
072.項王が 山をぬきしは 見ぬむかし 今榧をぬく 我がちから見よ (名古屋山三郎)
073.さざれ石も 年つみてこそ かくはなれ わが武の道も ならひにぞする (高木馬之助)
074.身をばただ へりくだるこそ よしとしれ 自から誇る 人や危ふき (高木織右衛門)
075.忠と義の ためには身をも 捨て小舟 よしや堀辺に 朽ち果てるとも (中山安兵衛)
076.忠と義の ことはかはれど もろともに おもひはおなじ 武夫の道 (和久半太夫)
077.われもまた 忠義のために 身を捨てつ いかでか君の 可否をいふべき (清水一角)
078.かげろふの あるかなきかの 世の中を 何かしたひて 身を惜しむべき (小林清八)
079.貧しさを 常とおもへば なげかれず 不義の富貴に なをまさるかな (竹内伊賀之助)
080.名聞も 利欲も捨てて わがままに 世を送るこそ 楽しかりけれ (関口弥太郎)
081.今さらに かくなるみをも 嘆くらん 浪華もおなじ 日の本の国 (山田真流軒)
082. (有酒八右衛門)
083.敵ひとに むかへばいつも 星合の 空にかゞやく 長刀の術 (星合段右衛門)
084.あらぶれし かたきをつひに 討ちぬるは まことを照らす 神のめぐみぞ (渡辺数馬)
085.もろこしの 関羽張飛が 来たるとも われおとらめや 武士の道には (澤井又五郎)
086.誇るとは なけれど槍の 天下一 のちの鏡と 見よや世の人 (桜井林右衛門)
087.神代より 伝え来たりし わが国の 武道の本意 弓にこそあれ (桜井甚助)
088.いにしへの 常盤にやはか 劣らめや やぶる操も わが君のため (山岡作兵衛ヶ妻)
089. (毛谷村六助)
090.仇なりと 人はいふとも 露霜に 色をばかえず 寒菊の花 (飯沼の妻阿菊)
091.飯沼に おふる玉藻の みがくれて しばしこそあれ 花は咲きけり (飯沼勝五郎)
092.劔法を 岸の柳に うけし身も 水となりつる こころ悔しき (澤田杢左衛門)
093.梅の花 酒かなひとつ 壺のうちに 匂ふとみれば 春の奇特に (前田〔亻+畐〕登斎)
094.咲きてこそ ちるとも散らね ものゝふの あなうらやまし 朝顔の花 (高橋喝禿)
095.龍虎も 及ばしわれは 霹靂 (世良九郎左衛門尉光保)
096.上々の 上の字つきし 上戸をば 下々の下戸めが そねみこそすれ (名和無理之助)
097.契りてし 人の命に かはらずは いかでおなごの 数にいるべき (阿那穂局)
098. (深島玄蕃)
099.咲きつづく 峯の桜の 花川戸 匂ひばかりは のちに残さん (栄田浅之助)
100.法は釈迦 武道のことは われに問へ 天上天下 唯我独尊 (有馬喜兵衛)
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